同期の桜
競馬ジョッキー間でよく言われる言葉「同期の結束鉄より硬い」
騎手において同期とは競馬学校に同じ年に入学し同じ年に卒業した者。 ほとんどが中卒からここに入って3年間のカリキュラムを経て ターフに向かって巣立っていく、その間奇妙な連帯意識が育っていく… 入学した年齢は人によって異なる場合が確かに存在している。 育ち盛りからか減量の苦しさから夜中に抜け出してコンビニへ… あの武豊でさえ「やった」と本人も白状している それは単に「仲良しクラブ」とは対極にあるもの、ライバルだろうね。 お互いが意識しあってより高いレベルに行こうとするものだろう。 ウシファンではおなじみの吉岡 雄二礒部以上に仙台では顔が売れていた。 意外に思う在阪のウシファンも多いかもしれない、しかし紛れもない事実。 悲願の優勝旗に手が届きそうで届かなかった仙台育英と対峙した帝京のエース。 (仙台)育英のエースは他でもない大越基、2年前のオフに引退した。 このときに準決勝で対戦したのが彼、宮地だったがまさに死闘だった。 その宮地も大越と同じ年に西武を自由契約になっているから何かの因縁か? テスト生として入団しながらもいきなりレギュラーポジションを奪うほど 彼はひたむきに練習を繰り返し、自身の意識改革まで行なってもいる。 「ソコソコの成績」で満足していた彼、それを貪欲までに1打席に対しての 集中力を高めるきっかけとなったのはやはり自由契約宣言されたからだという。 「もしかしたら、もう野球ができなくなるのでは...」それが野球選手としての 本能を呼び起こし本当に野球が好きだということを自覚したという。 これからも1打席1打席に完全燃焼してほしいと思う。
by extranjeco
| 2005-09-26 01:15
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