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現実は厳しい…

 交流戦も今日は移動日、ひとときのコーヒーブレイクかもしれない。
 試合がないので今のメディア環境を考えてみたが、ないよりはいい。
 そんな状況ではないのかとも思えた。プロ野球やW杯、動画で楽しむ讀賣

 地上波での放送が限られているパリーグファンの場合は深刻だ。
 独立U局でもホームゲームを全試合中継できるわけではない。
 チバテレビがマリーンズの試合、テレビ埼玉が西武戦を中継できないときもある。
 セリーグでもTVKがベイスターズ戦を全試合中継しているわけでもない。
 トラの試合を全試合中継できるようなサンテレビは極めて稀なケースだろう。

 私のようにBSやCSといった環境にない場合、動画配信に全面的に依存する。
 賃貸集合住宅の場合本人の希望だけで勝手にパラボラアンテナは付けられない。
 大家とかオーナーの許可が必要になることがほとんどで地デジの問題もある。
 しかも関東でホークス戦が中継されることはNHKや民放の気まぐれがない限り
 ほぼ絶望的な状況。動画配信はホームゲームに限られているのもネックだなぁ…
 KBCでも動画ではなく音声のみのラジオ状態になることがほとんどだからね。
 けれどKBCはオリバ以外ではアウエーでも音声の配信をしてくれている。
 コレだけでも相当ありがたいもの、テキストだけでは遅いし事態がわからない。

 けれど配信する側にとっては相当サーバーなどに負荷がかかるのだろうね。
 想定以上にアクセスがかかると突然不安定になることが多いことを経験する。
 実際今年はなくなった西武の動画配信はよく止まってしまっていた。
 小さな画面で固定されていたから私は乱視がひどくなってしまったなぁ…
 GyaOはまだ未登録なので提供される水準が全くわからないけれど。

 鳴り物入りで参加してきたIT企業楽天でもサーバー負荷の問題だろうか
 画面を固定しなければ維持できないほどになっていた、コレは楽天側の問題。
 仮に音声だけでもTBCなどに許可させていれば答えは変わっていたかもしれない。
 コンテンツの稚拙などもあるだろうけれど支援体制はお寒い限りだね…
 楽天に関して地元メディアの扱いが極めて小さいことに気が付く。
 九州のメディアとは雲泥の差ができつつあるような気がする。
 実際KBCがWEB配信してくれたおかげでどれだけファン層が広がったか…
 
 KBCでもアクセスが集中したときに入ることができなくなったことも多かった。
 それほど中継に飢えているファンが多く存在していることの裏返しだろうね。
 オリバは全く関心ないようだけれどホークスは何とか高画質で配信してくれている。
 それでも最近は映像が止まるほどになることも増えてきたのが実感するところ。
 楽天TVは画面固定でも映像が止まることが多くなってきたのを実感する。

 三木谷オーナーはITの社長でありながらITの本質を知らないのかもしれない。
 ITは距離と時間を短縮するために生まれたツールなのだけれど
 実際にそれができているのかは疑問があるというしかないだろうね。
 東北6県をターゲットにしようとすれば交通などのアクセスの問題から
 6県全てからファンをフルキャストに集めるのは困難だろうと思う。
 YBでの平日ナイターで3塁側が寂しかったのはその裏返しだろうと思う。
 試合が縺れて下手をすれば仙台に帰るための新幹線終電に乗り遅れる
 そんなことも現実として先週は起こりかねなかったからなぁ…
by extranjeco | 2006-05-15 19:48 | スポーツメディア
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