2006年 02月 09日 ( 1 )

選手育成

 毎年ドラフトで入団してくる高校生選手、その成長を楽しみにしているファンは多い。
 そんな中、日刊ゲンダイにあったかなり古い記事。
 「高校から即、プロ野球に入るのは間違っているのですか?」

 *プロ入りした高卒選手の約3割が一軍試合未経験で引退。さらに73%が投手なら
  3勝、野手なら72安打以下で引退という*確かに衝撃的な内容だろう。
 単に学術的研究というだけでなく、実際プロ球団での実務経験もあるから
 なおのこと説得力があるのかもしれない。

 確かに去年から始まった高校生ドラフトはこの理論だと全く無意味になりかねない。
 むしろ育成枠のほうに大きな意義が出てきそうな感じさえしてしまう。
 その問題の多くが球団側にあることだけはもう明白なことかもしれない。
 育成のために費用や時間をかけられなくなってしまったという環境の変化もある。
 しかも最近のドラフトでは即戦力重視という傾向がさらに高くなっている。
 彼らを獲得するには自由競争枠にならざるを得ないからまとまった資金が必要。
 そのために育成に対して十分な資本を投入できなくなっているんだろうね。
 しかも高校生でも最近は契約金の高騰などから制約も当然多くなるはず。
 それが育成期間の短縮につながっているのかもしれない。

 学校側の問題は憶測が多くなってしまうのでなんともいえないけれど
 プロ側の問題はある程度うすうす感じてきていることも多いかもしれない。

 どの球団も育成のプロという人材がほとんどいないのも事実。
 1軍人事と2軍人事がセットになっていて1軍が変われば2軍も変わる。
 指導者が変わってしまえば当然指導方法も変わってしまう。
 育成方法が一環していないことも大きな問題なのだろうとも思う。

 野球の素人ばかりがフロントにいるから長期計画なんて立てられないはず。
 実際に素材の善し悪しよりもネームバリューにフロントは目が行ってしまう。
 編成会議でのスカウトの発言力はどれぐらいなんだろうか?しかも
 この場にトレーナーまで帯同させるところもまずないかもしれない。
 意外にこんなところが盲点として残っているんだろうとさえ感じてしまう。
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by extranjeco | 2006-02-09 10:39 | プロ野球