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カープの危機そしてその後

 以前あった「カープの危機」鯉人魂さんの記事より私は元ネタを全く見ていない。
 7月のオーナー会議で何か出されるのかと思っていたけれど、全くなかった。
 去年はパリーグを中心に激震が走ったけれど、今度はセリーグではないか?
 そう思っていたし、それが起こっていても全く不思議な状況ではなかった。

 今月になってベイスターズがその波に翻弄されているけれど、カープが
 その危機を脱したとは言い切れないところがまだ残ってもいる。
 やっと新球場の候補地がヤード跡に決定したばかりだし、経営状態も決して
 磐石とは言い切れないところも未だ抱えているのも確かだろうと思う。

 ベイスターズ関連で飛び出した独裁者の暴言とも取れる発言
 *「それからホリエモンがカープを買うなんてそんなバカなことができるわけがない。
  しかし財界の大物とか政界の大物がホリエモンの後押しして、カープを買わせようと
  しているからおれは怒ってんだよ」。*だそうだ...
 彼のほりえもん嫌いは相当なものだが、彼には「コレまでの秩序破壊者」としか
 見えないんだろうと思う。根回しもせずすぐに行動に移すから。

 彼の妄言・暴言はさておいて、ファンや政財界からほりえもんに要請があった
 のはどうやら事実のようだ、きっかけとなった 二宮清純氏も書いている。
 しかしツネ・ジョンイルがいくら反対しようがカープ存続のために周囲が
 動くのはむしろ当然のことだろうと思う。そうでなくともあれだけ具体的な
 記事が有料サイトとはいえ現実に流されたのだから危機感は相当なはず。
 そうでなくともコレまでツネ・ジョンイルからは暴言ばかり浴びせられきた。
 何度も削減の対象としてカープの名前が彼の口から出てきたことか...

 いくら単年度で黒字を計上できたとしてもカープファンはもう限界を感じている。
 そうなのかもしれない、FA絡みで球団を去った選手がコレまで何人いたか?
 江藤・金本・金石・紀藤など私が覚えているだけでコレだけいるのも事実。
 この間相当悔しい思いをしてきたことは想像に難くないだろう。
 しっかりしたバックボーンを持ちたいと思うのはむしろ当然のことではないのか?
by extranjeco | 2005-10-20 10:56 | 球界
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