規格変更
東京新聞で見かけたこんな記事、プロとは逆の方向みたいだ。
飛ぶボール 軟式55年ぶり進化 投高打低サヨナラ 延長もサヨナラ *軟式野球のボールが55年ぶりに大きく変わった。大きさや重さ、反発力は そのままだが、デザイン変更で空気抵抗を減らし、約10%も飛距離を高めた。 来年度から公認球として使用される。この「飛ぶボール」の導入、軟式野球に どのような変化をもたらすのだろうか。「硬式に近づいた感じがする」*という。 ボールの規格こそ変わっていないけれど芯に当たれば10mも飛距離が 伸びたというから、確かに指導法や戦術も大きく変わるだろうと思う。 デザイン変更だけでコレだけ変わるのだから流体力学上での変化だろう。 ゴルフボールもディンプルを少し変えるだけで飛距離が伸びるといわれる。 ただ軟式なので磨耗したボールは今まで通りの飛距離になるかもしれない。 バッテリーでは指のかかりがよくなる分だけボールのキレもよくなるから 打者を打ち取りやすくなる反面、一発を喰らうリスクが大きくなる。 芯を外せば飛ばないのならばカットボールやチェンジアップのような ボールが有効になるから投球術も変わってくるだろうと思う。 打者にしてみれば飛距離が伸びることの裏返しで今度は球速が 速くなり今度は3振のリスクも大きくなってしまうかもしれない。 重さが変わらず飛距離が伸びるということはそれだけ空気抵抗のロスを 受けにくくなるのではないだろうか? 軟式特有のイレギュラーが起こりにくいのが特徴ならばエラーもかなり 少なくなるだろうけれど、打球が速くなってしまっては反応できないことも 考えられるからまさに諸刃の剣になるかもしれない。 結論が出るまでは2~3年はかかるだろうと思う。
by extranjeco
| 2005-10-23 23:56
| アマ野球
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