2006年 01月 12日 ( 1 )

学歴社会

 一般社会ではもう当たり前となっている「学歴社会」
 「実力社会」とも言われる球界にあって実態はどうなのか?
 監督やコーチなど現場組は別としてもフロントや球団役員など
 球団幹部といわれるポストに付いたOBはどうなんだろう?

 「週刊ベースボール」1月9.16号で豊田泰光氏は断言する。
 「プロ野球もしょせんは学歴社会だという匂いをかいでしまった」

 考えてみれば大卒以外でこれらのポストに付いた人は
 きわめて稀だということ、王監督やカネヤンぐらいしかいない。
 そのうち編成などの実務についている人は王監督だけという事実。
 球団役員であるカネヤンでさえ広岡氏がGMにいたこともあったから
 肩書きはあるものの実務的なものは全くさせてもらってはいない。
 現場の指揮はさせてもらえても球団の意思決定には参加はできない。
 それが実情なのかもしれない、いくら実績があっても。

 もっとも現在球団の親会社はいずれも大企業だから高卒が
 意思決定の中枢まで上り詰めることは極めて稀なことなのも事実。
 おそらく全て大卒者で固められているんだろうとも思われる。
 実際、GMに付いた広岡、高田、中村はいずれも六大学出身。
 星野SDだって六大学出身だからそれが色濃くなってくる。
 彼らに能力がないとは決して思わないけれども
 ある意味企業の論理が見事なまでに反映されているね…

 名監督といわれた川上、森、野村あたりでさえソコまでの権限は
 与えられていなかったのだし、意向は伝えられても最終決定は
 全てフロントだったはず、いずれも高卒であったことも事実。

 仰木氏は気の毒としかいいようがない。豊田氏が言うように
 前回の勇退の後フロント入りして編成などの長期計画に
 参加していたらオリックスはココまで低迷はしなかったはず。
 挙句の果てに親会社の身勝手から球団合併という事態になって
 再び現場に立つことになり結局命を縮めることになってしまった…

 球界改革とかいろいろといわれるけれどオーナー会議や
 実行委員会で100の議論を交わしても所詮は「絵に描いた餅」
 もっと幅広くフロントに人材を集めなければ改革なんてムリ。
 実務に長けた選手OBをフロントにすえるべきだと思う。
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by extranjeco | 2006-01-12 23:20 | 球界